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JR新幹線特集
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郷愁の喫煙車〜東京五輪の今・昔で世相は変わる

郷愁の喫煙車〜東京五輪の今・昔で世相は変わるのイメージ

 嫌煙の波は、今や社会の隅々にまで広まりつつあります。最近では、居酒屋でも喫煙できないお店もあるようで…愛煙家の皆さんは、さぞ、肩身の狭い思いをしているでしょう。

さて、突然ですが、問題です。今、新幹線の車内では、煙草が吸えるでしょうか?

 答えは、「一部のみ吸える」です。東海道・山陽新幹線の喫煙車は、座席で煙草を吸うことができます。…しかし、それも今だけ。2020年の春までに、喫煙車は廃止されます。

■オリンピックまでに喫煙車は廃止に
 このほど、東海道・山陽新幹線の喫煙車は、2020年の春までに廃止されると発表されました。その理由は、ご想像通り。やはり、東京オリンピックの前に、社会の風紀を健全化するためです・

 1964年。前回の東京オリンピック当時は、全席喫煙可だったことを考えると、ここ半世紀で日本は変わったのだなという実感が強くなります。すべての新幹線から喫煙車が姿を消すということになると、何やら、少し寂しいような気もしますね…。

■「車窓の眺めを楽しみながら一服」ができなくなる
 今年3月のダイヤ改正で、東海道区間と山陽区間を直通する「のぞみ」「ひかり」の全定期便は、全席禁煙の「N700Aタイプ」の最新型に置き換わりました。これによって、煙草が吸えるスペースは車両間のデッキに設けられた喫煙ルームのみに。

 よって、今現在、喫煙車があるのは、旧型の700系が走る東海道区間「こだま」と、山陽区間の「ひかり」だの一部だけ。それも2020年春までには、すべて引退するようです。

 1964年の東海道新幹線開業から10年は全席で自由に煙草が吸えたのですが、試験的に「こだま」に禁煙車が導入されたのは、1976年のこと。以来、分煙を求める人々の声が高まる中で、96年には喫煙車:禁煙車の割合が逆転…そして時は流れ、今の状況へと至ります。

 ちなみに、2027年に開業が予定されているリニア中央新幹線にも、喫煙車は設けられないようです。

 一応、喫煙ルームは残るのですが、愛煙家には辛い時代になりました。電子煙草をどうするのか、という問題も、曖昧なままです。強硬派は「煙草そのものを禁止せよ」とも言っているようですが、何でもかんでも規制する社会は危険のようにも思われますし、難しいところです。

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